新聞掲載記事から転載しました。 日本経済新聞 2003.03.17 夕刊(月)

家庭の食医



ウナギとワケギの卵とじ

(江上料理学院院長 江上 栄子)

 男性の体力向上に効果的

 長期化する不況の下、労働強化などで男性機能の衰えに悩む人も多いのではないでしょうか。原因は蓄積した疲労、大きなストレス、体力の低下、職場や家庭での心配事などが考えられます。
 体力向上には良質のたんぱく質が、男性機能回復には亜鉛が効果的といわれます。今回のメニューは、たんぱく質と亜鉛の両方をたっぷり含むウナギのかば焼きを使います。ウナギの成分の吸収を良くするために、ワケギを組み合わせました。
 ふんわりした卵とじを作るコツは、卵が半熟くらいでフタをし、火を止めて蒸らすことです。

【材料】(2人分)
 ウナギ(かば焼き)1尾、ワケギ1/2束、卵2個
 aだし3/4カップ、酒大2、みりん大1、しょうゆ大1
 塩、粉サンショウ各適宜

【作り方】
 @ウナギは1.5cm幅に切る。ワケギは3cm長さに切る
 A卵は塩を少し加えて溶く
 B鍋にaを入れて煮立たせ、ワケギを入れウナギをちらす。
  沸騰したら中火で全体をよく温めAの卵を全面に流しフタをする。
  弱火にして卵が半熟になったら火を止める。
  卵の表面をきれいに器に盛り、粉サンショウをふる



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