丑年生まれの吉凶

 

丑のとしに生るゝ人は一代の守本尊虚空蔵ぼさつなり。
此人前生は赤帝の御子なり。
北斗のこもん星より米一石五斗と金子六貫目をうけて今生へ生る。うまれつき才気ありて弁舌よく応対事をよくす。方事にさとく細工事に器用なり。夫婦の縁はじめはたゝり離別する事あり。身上はじめよく中年におとろへ中年過より又仕合なほり老て富貴繁昌とはなるべし。子は四人あれども二人は短命にて先立事あり。老て一人の子のカを得べし。
十八才にて命あやぷき事あり慎みてよし。命は七十三にて死すべし。釈迦如来は寿命を守りたまふ。普賢は福徳をあたへ賜ふ。文珠は智恵をさづけたまふ。いづれも一代のうち信心してよし。

○一説に曰く、丑の年の生れは父母に孝あり貴人にちかづき衣食つくる事なし。生れ付力つよく心しづかなり。十八才の頃禍ひにあふ。善事をなせぱまぬがれて天命をたもつぺし。


丑の年生れの性格
○長所

辛抱強くて押しが強い。才気弁舌勝れて正直者。
○短所
負けず嫌で偏屈。悠長に見えるが短気強情者。
○一代の運気
年少時は比較的恵まれるが、中年後近親者に力になるものなく他郷で暮す人多し。反省しながら徐々に進めぱ晩年徳望の人となる。


[ BACK ]

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送